【4~7日目】臨床で使えるお灸をめざして【板上施灸】

やいとSTATION

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30分間練習どうでしたでしょうか?
おそらく60テンポでお灸を据えたことのある人は居ないと思うので、大変だったと思います。

上手く言った、出来た。という反面、全然出来ない、一つも出来ない
色々感想はあると思いますが、手を動かすことが大事です。
一つひとつの動作を考えながらやっていってください。

いたたに
いたたに

まだ次は早いかも、と思ってもとりあえず進みましょう。

目標 60テンポで1分15壮据える

すでに20壮置けていることを認識する

タイマーは、1分でセット(一人でするときは3秒ほどプラスして)

メトロノームは、60テンポ3/4でセット

1秒1動作 ①ちぎる → ②台に置く → ③火を点ける 【①に戻る】

音のリズムに合わせてガイシュを置くことが出来れば1分間で20壮分、板に置けています。
そこで、今回の目標は1分間に15壮以上をキチッと火を点けて据える。

3秒3動作を守っていってほしいのですが、ひねりを加えた4秒4動作であっても15壮分は置けています。
落ち着いてやれば15壮以上は据えることが出来ます。

メトロノームは前回と同じ鳴らしっぱなしで行きましょう。
練習時間は1日30分これも前回と同じです。

マイルールの設定

練習時間の制限は30分、1分計測で15壮以上クリアを2回出来たら練習終了のような感じでマイルールを決めても良いかもしれません。
ゲーム的要素は練習効率を上げます。

さっさと終わる

練習時間は30分と書きましたが、目標がクリアしたら、1日の練習は切り上げたら良いと思います。
目標設定は、1分15壮以上ですが、出来なくても30分以降はダメだった点、改善する方法をメモしたら練習終了

やれば出来る方法ですが、無理にやった所で疲れるだけで上手くはなりません

手汗対策

他人に見られながらだったり、タイムを測ったりすると、下手なのを見られたくないとか、テストを受けているような強いストレスがかかります。
緊張すると人は手のひら、足の裏に汗をかきます。
これが気温の汗だと手や足には、あまり汗をかくことがないので、緊張すれば誰でも手汗を握ることになります。

手を洗う

簡単な対策として、「手を洗う」これが一番です。
席を移動できないというような状況でもない限りは、手を洗いに行くのが一番です。

手が湿って余計にくっつくんじゃないか?と思われるかもしれませんが、
モグサが指にくっつく原因は水分よりも油分、汗に含まれる皮脂です。

水分はモグサ自体をボロボロにする原因ではあるのですが、ビチャビチャに濡れていればともかく手ににじむ程度ではくっつきにくいです。
なので、皮脂を洗い流してしまえば案外大丈夫です。
上手く立てられない焦る、汗がいっぱい出てきたと思ったら、さっさと手を洗いましょう。

たくさん経験する

根本的な対策としては、緊張を緊張すると思わないくらい慣れる
たくさん経験する、最終的にはこれしか無いと思います。
今やっている練習内容で、ストレスをかける要因としては、メトロノームです。

今やっているリズムは通常の臨床ではありえない速い速度でお灸を据えることを強要しています。
ですが、これについていくことが出来れば、それが余裕に変わります。

一緒に出来るお友達がいるのであれば見てもらうと、なお良いです。

煙が目にしみる

ほぼ確実に経験すると思いますが、練習中は大量の煙が顔に向かってきます。
けむたいですよね。

姿勢が原因かも

一人でやっていると気が付かないことの一番なんですが、施灸場所を覗き込んでいないか?
という事を疑って下さい。
写真で説明するとこんな感じ

右側の方は覗き込んでますよね。
つまりガイシュの煙が顔に向かって上がってくることを意味しています。
理想としては左の背筋を伸ばした状態、まあ実際は多少前のめりかちょっと横にズレると思うのですが、肩に力が入って「上手くいかないぃーーー」になると大体は右側の覗き込んだ状態。

あまりに煙が目にしみると思ったら、まず息を吐いて深呼吸、肩を回してコリをほぐしてからリスタートして下さい。

やらないこと

前回に引き続き、メトロノームのテンポを下げないガイシュに火を点けず並べるだけ、制限時間を超えて頑張るはやらない

予行練習をがんばる

今回の目標は1分間練習が主になりますが、上手くいかないからと言って予行練習をダラダラとしない。
特にこのくらいが良いというのはないのですが、あまりやっていると疲れるだけなので3分から5分くらいが良いかと思います。

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